「副音声はうるさい十分に」感想記事


なんか昨日ヤマトから「ポストにCD配達予定やで」って連絡きてて、マジで何頼んだか思い出せなかったんですけどこれでした。そういえばキャスト発表時にテンション上がって秒で注文してたわ。

で早速聴きましてさっき聴き終わったので、感想記事書いていきます~


「副音声はうるさい十分に」特設サイト


【原作者】
英子

【キャスト】(敬称略)
野崎/森川智之
西田/興津和幸
沼田/堀江 瞬




画面左が野崎(攻)、右が西田(受)。
ジャンルはラブコメ。

今作は原作未読。ですが確かこの作品Twitterかなんかで話題になってたんですよね。それでめっちゃ最初の方だけ読んだことがあって、「面白いなこれ」って思った記憶があります。なのでこの漫画のノリは理解した上でCDを聴きました。




ひとまず感想を一言で言うと、

めっちゃ笑った

ラブコメって書いたんですけどコメディのとこがもう面白くて…(笑) ずっと何かしら笑ってたし2、3回は爆笑しちゃいましたね。

その他思ったことをポイントでまとめるとこんな感じ。


①情報量が多い
②二人とも性格がま~~~めんどくさい
③セフレから始まりセフレで終わる
④堀江くんの出番が全然ない
⑤野崎(CV:森川さん)が可愛いし面白すぎた




あれなんかネガティブな感想多い?と思われたかもしれないですが、聴いてる時はコメディ色が強くて笑ってたので特に気になりませんでした。後で冷静になるとって感じですね。
これから説明始めるとネガティブな感想に見えると思うので先に書いておくのですが、上でも書いたように、こちらのCD私は終始楽しく聴かせて頂きました。面白かったです。



では上から説明していきます。


①情報量が多い

この作品って、原作の特性上

1台詞→心の声→1台詞→心の声

っていう感じでもう一言喋るごとに心の声が入るんですよね。ていうか多分会話より心の声の方が台詞多い。しかもこの2人って言ってることと思ってることが乖離しすぎているのでまじで情報量が多いんだ…。普通の「西田と野崎の会話」に加えて「西田の気持ち」と「野崎の気持ち」が介入しすぎるから脳内処理がもう大変なんですよ。「あれ、今何の会話してたっけ?」ってなることがしょっちゅう。「心の声」の主張が激しすぎてお互いがすれ違ってるのは分かるんですけど肝心の会話が頭に入らないw
まともに内容を把握しようと思ったら絶対1回じゃ足りないですね。少なくとも野崎の副音声に集中しながら1回、西田の副音声に集中しながら1回、2人の会話に集中しながら1回、の3回はいります。

ただ勢いはあるのでコメディだしこれはこれで面白いかなという感想です。不快とは感じませんでした。そもそも原作が「心の声がうるさい」っていうのがコンセプトなので、その点で見たら忠実に再現してると言えます。



②二人の性格がま~~~めんどくさい


野崎と西田はお互いの事が好きなのにお互いに「これは好意じゃなくてただの親切なんだ」とか「優しく言ってくれてるけど実は迷惑なんじゃ…」とか思い込みと腹の探り合いをしてるんですよ。それがストーリー紹介で言う「もどかしい」っていう説明になってるんですが、これがもう本当に
「めんどくせ~~~~!!!」
だってめちゃくちゃ序盤に西田は野崎に「好き」って言ってるんですよ?なのに野崎は(勘違いしちゃう)とか思いながら「(セックスするのが)好きなの?」みたいに言うからなーーーんも進まん。その後も西田は好き好き言いますが、セックス中にしか言わないからずっとその解釈のまんま。
相手から期待するようなことを言われても、「いやまさかそんなことは無いだろう」って無理矢理解釈するために思考が斜め上にぶっ飛んでいきます。ぶっ飛びすぎて「どこ行くねーん!」状態。

いや、そこがこの作品の醍醐味なのでここに色々言っても仕方ないですが、ただの感想として。
というか、そのぶっ飛んだ思考がこの作品の楽しい所なんですよね。

なので一応こんだけ言ってますが聴いてる間は普通に楽しく聴いてましたというのは書いておきます。めんどくさくてげんなりという感じじゃなくて「めんどくせ~~~!!笑」みたいな感じでした。
だから最初は面白く聴けるんですが、これがずっと続くと耐えられない人は出てくるかもしれないです…w



③セフレに始まりセフレに終わる

CD聴く前に原作2巻の試し読みがあったので見たんですよ。そしたらこの二人まだすれ違い続けとる。そしてこれで気付きました。「これCDでも結ばれたりしないって事やん・・・」と。CD用に脚本変えてたらあり得るけどまずないだろうな…と。そして実際その通りでした。
開始10分もしないうちに上司と部下からセフレになる急展開から始まり、CDが終わるまでセフレのままでしたね。一応全く進展がないわけではないです。最初西田はセックスしたら迷惑になるからってすぐ帰ってたんですけど、最終的には泊まっていくようになりました。あと泊まる用の荷物も置いてていいよっていうあたりで終わりました。進展としてはそれぐらい。
だからこのCDはシナリオとか関係の進展っていうよりは、ひたすら二人の心の声を楽しむ作品かなと思います。
実際聴いてて、二人って話してる分にはクールなのに心の声は暴走しまくってるから面白かったです笑
心の声の時、興津さんも森川さんも急にはっちゃけるから笑ってしまう笑
特に森川さんの暴走演技が面白かったんですけどそれは⑤にて。

あ、あとセフレだからか知りませんが濡れ場の数でいえば結構多いです。1トラック1回はやってる気がする。ただこれも全体のコメディ色が強いのでそんなに気にならないです。
あ!でもほとんどの濡れ場がフェードアウトで終わるのでそれが嫌っていう人はいるかも。
興津さんの喘ぎは安定して良き。クールな西田っぽさを残して控えめに、でも高くなってちょっと可愛くなってるのが良かったです。



④堀江くんの出番が全然ない

まあこれはもうそのまんまですが堀江くんの出番が秒でした笑
まじで「堀江・出番が・瞬」って感じです。
私堀江くんの演技を全然聴いたことが無いので、今回のやつで聴かせて頂こうと思ってたんですが秒すぎてなんとも…多分5個くらいしか台詞無いんじゃないかな笑

たまにおいしい脇キャラとかいますが全くそんなことは無かったですね。とても良い子ではありますが。
なのでもし堀江くんの演技聴きたいっていう方がいらっしゃればこのCDはおすすめできません笑



⑤野崎(CV:森川さん)が可愛いし面白すぎた


はい、今まで色々言ってきましたが正直聴いてる時は気にならないんで忘れて下さい。CDを聴くうえではこれが大部分を占めるので。これが本命。
もうね、全体において野崎(CV:森川さん)が可愛すぎるしめちゃくちゃ面白い。
野崎はいつもクールで余裕ぶった態度を取るんですけど、その直後に入る心の中の声はめっちゃ可愛いし面白いしで爆笑してしまったwww 森川さんってお茶目なキャラも得意ですよね笑 おじさんキャラがもつ絶妙な可愛さを表現するのがお上手。
一番笑ったのは、駅まで西田を送ってあげてるシーンで、西田が可愛かったから衝動的にキスしちゃった後に正気に戻って

「路上!!!」

って言ってた所ですねwww
他にも西田に思わせぶりな事を言われてめちゃくちゃ動揺する所とか、動揺の仕方がすごくて笑いました。で死ぬほど動揺してるのに、口を開くとかっこいいボイスで大人の余裕を感じさせることを言うからそれも面白い笑
と、以上のように本作はかっこいい森川さんとお茶目森川さんを同時に楽しめるCDとなっております。
森川さんファンの方は1枚如何でしょうか笑





はい、ということで感想は以上となります!
ここまで色々書いてしまいましたが、冒頭でも述べた通り私は終始楽しんで聴かせて頂きました。
正直シナリオはあってないようなものですが、かなりコメディ部分で笑わせてくれる作品なので気にならなかったです。
フリートークもめっちゃ面白かったので興味のある方は是非~





以上、「副音声はうるさい十分に」の感想記事でした!ノシ



タイトルとURLをコピーしました